イエス様はこのクリスマスの時に私たちの世界に来てくださいました。そして永遠に世を治めてくださいます。すべての罪は贖われ永久(とこしえ)の平和が打ち立てられます。ルカ1:33に｢彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない｣とありました。

　また、ヘブライ人への手紙の中で｢キリストは世に来られたときに｣とありました。確かにイエス様はその時に、世に来られました。それはどのような意味があったのでしょうか。それは新しい時代が来た事を表しています。

　それは世界に変化をもたらすものでした。旧約聖書の時代には｢いけにえ｣が求められていました。しかし、聖書は何といっているでしょうか。｢:5あなたは、いけにえや献げ物を望まず、・・10:6 あなたは、焼き尽くす献げ物や、罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。｣と言っています。

　

次に何といっているでしょうか。｢:7そこで、わたしは言いました。『御覧ください。わたしは来ました。｣

　イエス様は完全に神に属する最初の人となられました。人の身体を持つと共に神の意志を完全に行う者としての最初の人となられました。私たちはイエス・キリストに続く者としてイエス・キリストの救いに与っています。

　私たちは神様への奉仕や伝道活動に参加する事によって神様は喜ばれるだろうと思っています。しかし、それは旧約聖書の時代の｢いけにえ｣と同じです。神様は｢いけにえや献げ物を望ま｣ないと言っています。

　

神様が願っている事は、私たち自身を、私たちの身体を献げる事です。神様は私たちが自分たちの身体を罪と咎(とが)から聖められたものとして整え、神様の前に差し出すことを求めておられます。

　その時に神様は私たちを、第二第三のキリストとして私たちを通して神様の御心を実現されます。人は誰も自分の業(わざ)によって神様に喜ばれる事はできません。そうではなく自分自身を罪と咎(とが)から聖められたものとして整え、神様の前に差し出す時に神に喜ばれるのです。

　

私たちは大きな間違いをしていました。今まで神様に奉仕する事が自分を献げる事と思っていました。しかし、そうではありませんでした。奉仕をする前にまず、自分自身を聖なる者と整えて献げる事が先に来なければなりません。そうでなければ神様の御心が実現される事はありません。

　

　私たちはイエス・キリストの故に非常に高い評価が神様から成されています。ですからそれを目に見える形に自分自身を造りあげる必要があります。

　昨年の健康診断の時に医師からもっと運動をするようにとの指導を受けました。それで腕立て伏せと腹筋ともも上げと、スクワットをするようにしているのですが、なかなか続かないでいましたが、それでも最近は少し続くようになってきました。身体も神様から頂いたものとして、もう少し真剣に続けていこうと改めて決心をしました。

　皆さんもどうぞ、神様の祝福が見ただけで分かるように、さらに、話しをしたら｢思った通りだわ｣と言われるように努めていきたいと思います。私たちは自分を献げることによって祝福を体験しているのでなければ、本当の意味で人を救う事ができません。

　

私は元々は非常に低い自己評価をしていました。少しずつ高められては来ていますが、イエス様は更に高く引き上げようとしてくださっている事を覚えています。皆さんも是非、自己評価を引き上げるよう努めてみてください。私たちは自分自身が祝福を体験している事と、神の働きをしている事が必要です。

　

皆さんの奉仕が教会を支えていますが、しかし、それ以上にまず、皆さん自身が聖なる生けるいけにえとして献げる事が先に来なければなりません。ローマ12:1に｢こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。｣とある通りです。

　

いま一度言いますが、私たちが自分自信を罪から聖められたものとして整え、神様の前に差し出すこと無しに神様の御心が実現することはありません。

ホセア6:6に｢わたしが喜ぶのは、愛であっていけにえではなく、神を知ることであって、焼き尽くす献げ物ではない。｣とあります。私たちは自分自身を献げる事無しに神に喜ばれる事はできません。行いによっては神に喜ばれる事はできません。

　

また、私たちが神様の御心に完全に従うときにのみ、神様の御心が実現いたします。言い換えるならば、人がすべてのことに於いて自分自身を神様に一致させるときに、神様の完全な御心が実現致します。私たちは神様に完全に服従し、神様の願いを行うために、自分の身体を差し出しましょう。

　

ヘブライ人への手紙10:5 それで、キリストは世に来られたときに、次のように言われたのです。「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、／むしろ、わたしのために／

体を備えてくださいました。10:6 あなたは、焼き尽くす献げ物や／罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。10:7 そこで、わたしは言いました。『御覧ください。わたしは来ました。聖書の巻物にわたしについて書いてあるとおり、／神よ、御心を行うために。』」10:8 ここで、まず、「あなたはいけにえ、献げ物、焼き尽くす献げ物、罪を贖うためのいけにえ、つまり律法に従って献げられるものを望みもせず、好まれもしなかった」と言われ、10:9 次いで、「御覧ください。わたしは来ました。御心を行うために」と言われています。第二のものを立てるために、最初のものを廃止されるのです。

　

｢いけにえ｣を献げる時代は終わり、自分自身を聖なる者として献げる新しい時代がやってきました。その第一号がイエス・キリストです。私たちは第二第三のキリストとなることが求められています。

これがイエス・キリストのご降誕を祝うクリスマスの本当の意味です。その実現のために私たちは受け取ってしまった傷を癒し、誤った反応をしてしまった事を悔い改める必要があります。

　

　

　

　

　

　

《今日の聖書》

10:5 それで、キリストは世に来られたときに、次のように言われたのです。「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、／むしろ、わたしのために／体を備えてくださいました。10:6 あなたは、焼き尽くす献げ物や／罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。10:7 そこで、わたしは言いました。『御覧ください。わたしは来ました。聖書の巻物にわたしについて書いてあるとおり、／神よ、御心を行うために。』」10:8 ここで、まず、「あなたはいけにえ、献げ物、焼き尽くす献げ物、罪を贖うためのいけにえ、つまり律法に従って献げられるものを望みもせず、好まれもしなかった」と言われ、10:9 次いで、「御覧ください。わたしは来ました。御心を行うために」と言われています。第二のものを立てるために、最初のものを廃止されるのです。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

<要約> ヘブライ10:5に｢キリストは世に来られたときに｣とあります。確かにイエス様はその時に、世に来られました。それはどのような意味があったのでしょうか。それは新しい時代が来た事を表しています。旧約聖書の時代には｢いけにえ｣が求められていました。しかし、聖書は｢5あなたは、いけにえや献げ物を望まず、6あなたは、焼き尽くす献げ物や、罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。｣と言っています。そして｢:7そこで、わたしは言いました。『御覧ください。わたしは来ました｣。イエス様は完全に神に属する最初の人となられました。人の身体を持つと共に神の意志を完全に行う者としての最初の人となられました。私たちはイエス・キリストに続く者としてイエス・キリストの救いに与っています。私たちは神様への奉仕や救霊活動に参加する事によって神様は喜ばれるだろうと思っています。しかし、それは旧約聖書の時代の｢いけにえ｣と同じです。神様は｢いけにえや献げ物を望ま｣ないと言っています。神様が願っている事は、私たち自身を、私たちの身体を献げる事です。神様は私たちが自分たちの身体を罪と咎(とが)から聖められたものとして整え、神様の前に差し出すことを求めておられます。その時に神様は私たちを、第二第三のキリストとして私たちを通して神様の御心を実現されます。人は誰も自分の業(わざ)によって神様に喜ばれる事はできません。

　

私たちは大きな間違いをしていました。今まで神様に奉仕する事が自分を献げる事と思っていました。しかし、そうではありませんでした。奉仕をする前にまず、自分自身を聖なる者と整えて献げる事が先に来なければなりません。そうでなければ神様の御心が実現される事はありません。私たちはイエス・キリストの故に非常に高い評価が神様から成されています。ですからそれを目に見える形に自分自身を造りあげる必要があります。私は非常に低い自己評価をしていましたがイエス様は私を高く高く引き上げようとしてくださっている事を覚えます。皆さんも是非、自己評価を引き上げるよう努めてみてください。私たちは自分自身が祝福を体験している事と、神の働きをしている事が必要です。ローマ12:1に｢こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。｣とある通りです。｢いけにえ｣を献げる時代は終わり、自分自身を聖なる者として献げる新しい時代がやってきました。これがイエス・キリストのご降誕を祝うクリスマスの本当の意味です。その実現のために私たちは受け取ってしまった傷を癒し、誤った反応をしてしまった事を悔い改める事が求められています。