コリントの信徒への手紙U 3:18
3:18 わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。
コリントの信徒への手紙U3:18「わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。」
コリントの信徒への手紙U6:2には「今や、恵みの時、今こそ、救いの日。」とあります。
イエス・キリストによって、「今や、恵みの時、今こそ、救いの日。」と言われています。それは、すべての人が、神様との間の覆いが取り除かれて、神様との交わりを持つことができるようになりました、と言うことです。その結果として「主と同じ姿に造りかえられていきます。」と言うことです。
何と素晴らしい恵みでしょうか。私は今までこの御言を何度も読んでいましたが、しかし、御言葉通りには読んだことがありませんでした。何時も、これは「天国に行ってからのことだろう」と御言葉を割り引いて読んでいた訳です。
しかし、コリントの信徒への手紙U3:18にはそのように書かれているのではありません。「わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。」
先週は「イエス・キリストを知りたいのであれば私を見てください」と言えるようにいたしましょう、と薦めましたが、実にここに答えがありました。
以前に「イマジン」と言うテーマでお話をいたしましたが、それは、「将来のイメージを持ってください。そうすればイメージしたことが実現します」と言うことでした。
今もう一度イメージすることをお勧めいたします。「私は今、主と同じ姿に造りかえられていきます。」とイメージしてください。そうするならばこの御言葉は、皆さんのうちに実現いたします。
勿論幾つかのステップはあります。その第一は「心と信念体系を必要に応じて何度でも変える」と言うことです。つまりそれまでの常識と思っていたことを捨てる、と言うことがあります。また、これは私の生まれながらの性格だから、と言うような固定観念を捨てる、と言うようなこともあります。
私の場合、昭和とかの和号を使うことを止めました。また、日本人であることを捨てました。私は何時でも地球人という自覚を持っています。勿論今日のテーマとなっている所は、もっと内面的な、プライベートな所になります。
「心と信念体系を必要に応じて何度でも変える」と言うことが第一のステップです。
第二には「古いものを拒絶し 新しいものを取り入れる」と言うことです。第一の言い方を変えただけのようにも思えますが、心の状態というのは非常に繊細にできていますので、いろんな方向から見ていく必要がある訳です。
ここで言う古いものとは、失敗した経験の記憶とか、拒否された経験、その様な負のイメージを捨てて、「新しいものを取り入れ」ると言うことです。より優れた神の国の恩恵、すなわち保護、導き、健康、繁栄、目的などを受け取り直すと言うことです。
このような作業の中にも、何時も持っていなければならないものが、「私は今、主と同じ姿に造りかえられています。」と言うイメージです。
これによって確かに実現しています。何故なら御言葉は言っています。私たちの努力に加え「これは主の霊の働きによることです。」とあるように、聖霊様ご自身が実現してくださっているからです。
イエス様は言いました「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」「父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」(マタイ5:44、45)
イエス様の御言葉を割り引かずに私たちは、そのままを実行することができます。まずイメージをしてください。それを実行している自分の姿を。そして信じてください。
信仰とは信じることです。
イエス様が出来るとおっしゃったのであればそれは出来ます。
聖書の御言葉を私たちが実行できていないのは、聖書の御言葉を信じていないので出来ていない訳です。
聖書が出来ると言っているのでしたら、私たちは出来ます。何故なら信仰とは、神の言葉を信じることだからです。
私たちは神と、イエス・キリストと聖霊を信じます、と宣言した一人一人です。ですから神の言葉を信じる一人一人である訳ですから、クリスチャンは神の言葉、神の国の原則をそのまま実行できる一人一人です。
私たちが神の国を最優先にしていく時、人々は引き寄せられていきます。
つまり、次の御言葉が実現するからです。
「4:26 また、イエスは言われた。「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、:27 夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。:28 土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。」(マルコ4:26-28 )
神の国は自(おの)ずから成長するものです。ですから私たちの関心事は何を最優先としているかと言うことです。
これによって小隊(教会)が成長するかどうかも決まってきますし、社会が変革されるかどうかと言うことが決まってきます。友人知人、家族が引き寄せられてくるでしょう。
世界を変えるという使命を私たちは頂いていますが、
変革に当たっては、神と一体感を持ち、神の国意識を持った人にならなければ、この世界を何ひとつ変えることはできないと認識する必要があります。
神の性質に満たされ続けている人だけが、国家や社会や家族の解放者、救い手となる事が出来ます。
神の国は神の言葉を信じるという信仰と、何を最優先するかとの決心に掛かっています。
「わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。」
イエス・キリストは贖いの業を成し遂げられ、今もまた私たちのために取りなしていてくださいます。イエス・キリストに感謝を献げてまいりましょう。
<要約>
「主と同じ姿に造りかえられていきます。」(コリントU3:18)と言う御言葉は天国に行ってからのことではありません。今は「恵みの時」(コリントU6:2)とある通り、今がその時です。先週は「イエス・キリストを知りたいのであれば私を見てください」と言えるようにいたしましょう、と薦めましたが、実にここに答えがありました。第一にこの御言葉を信じることです。そして「主と同じ姿に造りかえられて」いる自分をイメージし、そのイメージ通りに生きていきましょう。
加えて次のステップを実行いたしましょう。第一は「心と信念体系を必要に応じて何度でも変える」と言うことです。つまりそれまでの常識と思っていたことを捨てる、と言うことです。また、これは私の生まれながらの性格だから、と言うような固定観念を捨てる、と言うこともあります。第二には「古いものを拒絶し 新しいものを取り入れる」と言うことです。ここで言う古いものとは、失敗した経験の記憶とか、拒否された経験、その様な負のイメージを捨てて、「新しいものを取り入れ」ると言うことです。より優れた神の国の恩恵、すなわち保護、導き、健康、繁栄、目的などを受け取り直すと言うことです。
神の国は自ずから成長するものです。ですから私たちの関心事は何を優先しているかと言うことにかかっています。また、これによって社会が変革され友人知人、家族が引き寄せられてくるでしょう。変革に当たっては、神と一体感を持ち、神の国意識を持った人にならなければ、この世界を何ひとつ変えることはできないと認識する必要があります。神の性質に満たされ続けている人だけが、国家や社会や家族の解放者、救い手となる事が出来ます。神の国は神の言葉を信じるという信仰と、何を優先するかとの決心に掛かっています。