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「労働の祝福」(100829ku)
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箴言 12:24〜28
12:24 勤勉な手は支配し、怠惰な手は奴隷となる。12:25 心配は人をうなだれさせる。親切な言葉は人を喜ばせる。12:26 神に従う人は友よりも好運である。神に逆らう者の道は人を迷わす。12:27 怠惰な者は獲物を追うこともしない。勤勉な人は人類の貴い財産だ。12:28 命は慈善の道にある。この道を踏む人に死はない。
 
今日は勤勉と言うことについて、聖書はどのように言っているかを見ていきます。
 只今は「より優れた原則」について学んでいますが、それらすべての原則の土台がこの勤勉である訳です。勤勉を土台としなければすべての計画は実現いたしません。より優れた原則とは、「愛、平和、公正、憐れみ、善意、優しさ、一致、同情、聖さ」、です。これらを勤勉さを持って実行してまいりましょう。
 勤勉を国語辞典では仕事や勉強に一所懸命に励むこと、となっています。ですから、より優れた原則を受け身的に適用しているというのでは十分ではないと言うことです。より積極的に原則を実施すると言うことが言えます。
 
また、特に勤勉といった場合は「より優れた原則」と言うよりも日常の生活について述べられています。新興宗教などでは、それまでの仕事をバイトに変え、教団の奉仕に重点を置くと言うようなことが見られます。そして独りよがりの集まりとなってしまって、反社会的な行動を取ってしまうと言うようなことが見られます。これは正しい行動とは言えません。
社会における役割、これこそが全ての人が持っている使命である訳です。
 
世界は政治家や学者によって優れた社会システムが考案され、豊かな社会に移行してきました。しかし、この豊かさを実現している本当の原因は人々の勤勉さである訳です。どんなに優れた社会システムが考案されても、勤勉な国民がそれを実行しなければそのシステムは機能いたしません。
 
箴言12:24では「勤勉な手は支配し/怠惰な手は奴隷となる。」とあります。また、12:27では「怠惰な者は獲物を追うこともしない。勤勉な人は人類の貴い財産だ。」 とあります。
 
ローマの時代に国を滅ぼされ世界に離散したユダヤ人達は各地で迫害された歴史を持っています。それは何故かというと迫害する者が悪く、迫害される者が正しいからです。ユダヤ教の人たちは新約聖書を信じていないという点では課題がありますが、旧約聖書を信じ、さらに熱心に信じているという点では見習うべき点があります。それは勤勉さです。
 離散した状態の中にも、それぞれの国において、その勤勉さの故に社会の重要な一員として認められています。
 
この勤勉さは約束の地を治めるという場合にも勿論、欠くことの出来ないものです。どんなに働きの場を見つけてもそれに熱心に働くのでなければ、その地に神の国を建て上げることは出来ません。
イエス様は言いました。
ルカ16:10「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。」
イエス様はここで勤勉であることを奨励しています。「ごく小さな事に忠実」で有るようにと言うことです。
 
今日の主題は勤勉でありますがテーマは「労働の祝福」といたしました。
仕事においても、家庭においても労働は私たちに多くの祝福をもたらします。
 一つには「意識を生産的なものに向けさせてくれるので、精神を健康にします。」。良く気力が無くなってきた時に、部屋の掃除や片付けをすると元気が出てくることがあります。これは労働の祝福であり、労働の効用ということが出来ます。
 また、労働によって、自分の可能性や能力を発見することが出来ます。さらに労働によって自信と満足を得ることが出来ます。
労働は社会における役割分担であり、大きな意味で人を他の人々への祝福とするものですから、社会福祉であるとも言えます。
 
聖書は宣言しています。
創世記1:28「神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」」
人の使命は地を治めることです。そしてまず身の回りを整えることから始めなければなりません。アダムとエバの最初の使命はエデンの園を整え治めることでした。
 そして今、私たちはより優れた原則を適用し勤勉をもって世を治めなければなりません。
 
聖書は勤勉について次のように言っています。
箴言10:4手のひらに欺きがあれば貧乏になる。勤勉な人の手は富をもたらす。
12:11自分の土地を耕す人はパンに飽き足りる。意志の弱い者は空を追う。
13:4怠け者は欲望をもっても何も得られず/勤勉な人は望めば豊かに満たされる。
 
また、イエス様は言いました。
ヨハネ5:17「わたしの父は今もなお働いておられる。だから、わたしも働くのだ。」
イエス・キリストはより優れた原則、神の国の原則によって世界が統治されることを望んでおられます。イエス・キリストは神の国を地上にもたらすために、地上に来たり、贖いの業を完成されました。
 私たちはまず身の回りから勤勉と労働を持って、神の国を建て上げてまいりましょう。イエス・キリストは今も私たちのために働いておられます。
 
サンデー・アデラジャ師は、ご自分の身の上を「父もなく 母もなく」と言うテーマで語っています。その様な境遇から彼を救ったものは勤勉でありました。またアメリカの大統領であるバラク・オバマも父に捨てられ、母に捨てられ、祖父母に預けられた身でありましたが、勤勉さを持って世界をリードする者へと変えられました。
 
聖書は言っています。「お前は顔に汗を流してパンを得る/土に返るときまで。」(創世記3:19)、神様は労働を人間の使命と設定なさいました。「労働の祝福」に共に与ってまいりましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<要約> 世界は政治家や学者によって優れた社会システムが考案され、豊かな社会に移行してきました。しかし、この豊かさを実現している本当の原因は人々の勤勉さです。どんなに優れた社会システムが考案されても、勤勉な国民がそれを実行しなければそのシステムは機能いたしません。箴言12:27では「怠惰な者は獲物を追うこともしない。勤勉な人は人類の貴い財産だ。」 とあります。また、イエス様は「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。」(ルカ16:10)と言いました。イエス様はここで勤勉であることを奨励しています。「ごく小さな事に忠実」で有るようにと。仕事においても、家庭においても労働は私たちに多くの祝福をもたらします。
 
一つには「意識を生産的なものに向けさせてくれるので、精神を健康にします。」。良く気力が無くなってきた時に、部屋の掃除や片付けをすると元気が出てくることがあります。これは労働の祝福であり、労働の効用です。聖書は宣言しています。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」(創世記1:28)人の使命は地を治めることです。そしてまず身の回りを整えることから始めなければなりません。アダムとエバの最初の使命はエデンの園を整え治めることでした。アメリカの大統領であるバラク・オバマも父に捨てられ、母に捨てられ、祖父母に預けられた身でありましたが、勤勉さを持って世界をリードする者へと変えられました。聖書は言っています。「お前は顔に汗を流してパンを得る、土に返るときまで。」(創世記3:19)、神様は労働を人間の使命と設定なさいました。「労働の祝福」に共に与ってまいりましょう。