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-キリスト者としての関係を求めている- 前へ / 後へ -自分を磨く-         信徒向きcommon
「あなたも小隊長です」(110529ku)
 
コリントの信徒への手紙U 5:18〜21
5:18 これらはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。5:19 つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。5:20 ですから、神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。5:21 罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。
 
 
地域の福音化にはキリストの救いを受けている一人一人が地域に対して積極的に関わっていかなければなりません。その様な認識に立って今日は神の国の原則の中から幾つかを見ていきましょう。
第一には、神の国の子どもたちは、地上に神を運ぶ器ですと言うことです。神を信じている私たちが、人々に神を現さない限り、人々は真(まこと)の神様がおられることを知ることは出来ません。ですから決して神様を知っていること、イエス・キリストを知っていることを恥ずかしいというような思いがあってはなりません。私たちは畑に隠れていて人々がなかなか見いだせないものを見出した、ハッピーな人たちです。
 恥ずかしいなどとはとんでもない誤った感情です。だからといって、偉そうにしなさいと言うのでは勿論ありません。そうではなく、福音を知っていることを誇りとし、そして、人々にも勧めなさいと言うことです。
 
第二に、クリスチャンは、全世界が必要としている真理を運ぶ者です。聖書の真理、これが世界を救う唯一の法則です。特に愛の真理は絶大です。ヨハネ15:13「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」。人々が一番大事にしているものは命です。この命を友のために捨てると言っています。これを実践されたのがイエス・キリストです。ですから目の前にいる人も、通りすがりの人もキリストによって愛されている唯一の人です。ですから私たちもそれらの人を自分の命以上に愛さなければなりません。世界の平和は神の愛によって実現いたします。なぜ国が争うのか、その大元は貧困です。何れ世界規模の生活保護法が作られる日がやってきます。
 また、あらゆる平和を壊しているものは悪口です。ヤコブの手紙3:8から次のように記されています。「しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。3:9わたしたちは舌で、父である主を賛美し、また、舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。3:10同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たち、このようなことがあってはなりません。3:11泉の同じ穴から、甘い水と苦い水がわき出るでしょうか。3:12わたしの兄弟たち、いちじくの木がオリーブの実を結び、ぶどうの木がいちじくの実を結ぶことができるでしょうか。塩水が甘い水を作ることもできません」。
8節に「舌を制御できる人は一人もいません」とありますが、それ程難しいことですという意味であって出来ないと言っている訳ではありません。キリストに自分を明け渡したクリスチャンであるならば出来ます。10節で「兄弟たち、このようなことがあってはなりません」とハッキリと述べられています。
私たちは全世界が必要としている真理を運ぶ者です。その気位をもって人々を指導していきましょう。私たちクリスチャンは、全世界が必要としている真理を運ぶ者であることを自覚いたしましょう。
 
第三に、自分の国を愛の目で見ていくことによって、積極的な行動を取る、と言うことです。
勿論、自分の国を愛するというのは自分の国の文化を愛するという意味ではありません。そうではなく、自分の国が神の国の原則によって建て上げられることによって真の幸福と繁栄をもたらす、と言うことです。神の国の原則、それは義と愛と公正と言うことです。
これによって国が建て上げられるのでなければ国が繁栄することは出来ません。出会うすべての人にこの原則を適用してまいりましょう。それが国を救うことに繋がっていきます。
 
さて、正しい人たちが住んでいる国には、正しい政府が生まれます。そして、正しい人とは、御国の原則に従って生きる人であり、ただ教会に行っていると言うだけでは十分ではありません。
地上の人間はすべて罪人です。私たちはみな罪人です。けれども、罪を認め、悔い改めて神のもとに来たときに、神様はイエス・キリストの聖なる血によってすべての罪を赦し、聖めてくださいました。
キリストを人生の主として受け入れるときに、キリストの義を受け入れ、地上におけるキリストの大使となります。御国を現す方法はただ教会に行くことではなく、日々神の言葉の真理に従って生きると言うことです。
 
コリントの信徒への手紙U5:20
「5:20ですから、神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。」
「5:21罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。」
神の前に悔い改める者だけが、神の義を受け取ることが出来ます。神の前に悔い改める者だけが、神の御国の原則を理解し実践することが出来ます。
「あなたも小隊長です」とは、自らの罪に気付き、悔い改めて神の前にひざまずくように、人々に勧めることです。これによって人々はキリストの大使となって、世に羽ばたいていきます。
そのためには、まず私たち自身が神との和解の時を十分に持っていく必要があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<要約> 小隊長の働きは、第一にその地域を福音化するというものです。しかし、小隊長一人でこれを進めることができません。イエス・キリストを受け入れた人がその日から地域の福音化のために使わされていかなけりばなりません。「あなたも小隊長です」。どうぞ皆さんも小隊長と自覚するならば何をなすべきか、何を知っていなければならないかと言うことが見えてくるはずです。地域の福音化とは神の国の原則を打ち立てると言うことです。その法則の.第一には、神の国の子どもたちは、地上に神を運ぶ器ですと言うことです。私たちが人々に神を現さない限り、人々は真(まこと)の神様がおられることを知ることは出来ません。私たちは畑に隠れている宝を見出したハッピーな人たちです。ですから福音を知っていることを誇りとし、そして、人々にも勧めていきましょう。
 
第二に、クリスチャンは、全世界が必要としている真理を運ぶ者です。聖書の真理、これが世界を救う唯一の法則です。特に愛の真理は絶大です。ヨハネ15:13「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」。人々が一番大事にしているものは命です。この命を友のために捨てると言っています。目の前にいる人も、通りすがりの人もキリストによって愛されている唯一の人です。それらの人を自分の命以上に愛さなければなりません。世界の平和は神の愛によって実現いたします。なぜ国が争うのか、その大元は貧困です。何れ世界規模の生活保護法が作られる日がやってくるでしょう。また、あらゆる平和を壊しているものは悪口です。ヤコブの手紙3:9から「わたしたちは舌で、父である主を賛美し、また、舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。3:10同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たち、このようなことがあってはなりません」。キリストに自分を明け渡したクリスチャンであるならば実行することが出来ます。私たちは全世界が必要としている真理を運ぶ者です。 さて、地上の人間はすべて罪人です。けれども、罪を認め、悔い改めて神のもとに来たときに、神様はイエス・キリストの聖なる血によってすべての罪を赦し、聖めてくださいました。「罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです」(コリントU5:21)。神の前に悔い改める者だけが、神の義を受け取ることが出来ます。神の前に悔い改める者だけが、神の御国の原則を理解し実践することが出来ます。「あなたも小隊長です」とは、自らの罪に気付き、悔い改めて神の前にひざまずくように、人々に勧めることです。これによって人々はキリストの大使となって、世に羽ばたいていきます。出行くまえに私たち自身が神との和解の時を十分に持ってまいりましょう。