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-人間本来のあるべき姿に帰る- 前へ / 後へ -自立する-          初めて、信徒向きbe
「全ての人には使命があります」(130721aza)
 
 
今日は選挙の日ですので、日本の国について神様はどのように見ておられるのか、についてお伝えしたいと思います。
かつての日本には、明治、大正、昭和の時代に日本人は世界の中でも特別な民族だと言う考え方が現れました。この考え方については神様は次のように答えられます。「わたしは地球に人間を造った故に、全ての民族を愛している。一部の民族だけを特別な者として造ってはいない。わたしにとっては一人一人が特別な存在であり、一人一人をかけがえのない命を持った者として愛している。」と言われます。
 また、戦争で町が焼け野原となってしまった時代には、生きるために働き、復興を目指して努力し、高度成長の時代がありました。この時代には幾つかの問題はあったにしても日本は互いに一つの目標を持って元気があり、勢いがありました。しかし、戦後復興も成し遂げ、低成長の時代となった現在では、目標を失い無気力、無関心、無感動の時代に入っています。6月の都議会選挙では投票率が50パーセント代でしたが、これは無気力、無関心、無感動という世相を表しています。
今、日本では目標が無く、希望が無く、将来を夢見ることが出来ない状態が続いています。
 
神様はこのような「悩みの時代にはよく考えなさい」(コヘレト7:14)と警告しています。果たして人類に与えられている、本来の使命とは何でしょうか。つまり、私たち一人一人は本来何を目標として生きるべきなのでしょうか。
 ここで私は皆さんに素晴らしいニュースをお伝えいたします。私たち、人間には永遠に変わることのない、使命があります。今からでも遅くはありません。私たちはこれに向かって全エネルギーを注ぐべきなのです。
 
聖書の創世記1:28に「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」と記されています。そうです、神様はこの地球の管理を私たち人間に任せて下さっています。私は最近庭の手入れに力を入れるようになってきましたがこの聖書の御言葉に励まされています。観光立国でありますシンガポールではゴミのポイ捨ては大変な額の罰金となりますし、道路に捨てられると取るのに厄介なチューインガムは、シンガポールには持ち込み禁止となっています。そして、道路脇の植え込みは役所から派遣された作業員達によって、入念に手入れが成されています。
ゴミ収集は日本では週に2,3回ですが、シンガポールでは1日に2回回収に来ます。シンガポールは実に美しい国となっています。
皆さん、この地球を造った神様は、どこの国でも、このように美しい国となってほしいと願っておられます。神様は私たち人間に、この地球を管理しなさい、自然を守りなさいとの使命を与えています。
 
  もう一つの使命は、人間同士の中に平和を保つように、との使命を与えています。自然が管理され、守られていても、人間同士が争っていたのでは地球はよく管理されていますと言うことが出来ないからです。人は皆神様によって命が与えられていますから、全ての人は神の子であり、本来、全ての人は互いに兄弟姉妹であるわけです。ですから、人と人とが助け合い、支え合うのは当然のことであるわけです。人と人との間に平和を実現するのでなければ、地球がよく管理されていると言うことが出来ません。
では、どのようにして人と人との間に平和を実現させるのでしょうか。自己中心的な本能のままに生きていたのでは、勿論不可能です。聖書は次のように言っています。「神が光の中におられるように、わたしたちが光の中を歩むなら・・・、御子イエスの血によってあらゆる罪から清められます。」(ヨハネT1:7)。つまり、自己中心を捨てて、神の愛に根ざした生き方に改めるようにと言うことです。人は皆神によって造られた兄弟姉妹ですから、互いに助け合い支え合って生きるのは当然のことであるわけです。
 
 私達は過去の古い生き方を悔い改め、全く新しい生き方に入るのでなければ、新しい歴史を作り上げることは出来ません。聖書の言葉をもう一度読みましょう。(ヨハネT1:5-9)「1:5 わたしたちがイエスから既に聞いていて、あなたがたに伝える知らせとは、神は光であり、神には闇が全くないということです。1:6 わたしたちが、神との交わりを持っていると言いながら、闇の中を歩むなら、それはうそをついているのであり、真理を行ってはいません。1:7 しかし、神が光の中におられるように、わたしたちが光の中を歩むなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血によってあらゆる罪から清められます。1:8 自分に罪がないと言うなら、自らを欺いており、真理はわたしたちの内にありません。1:9 自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。」(ヨハネT1:5-9)
 私達は古い生き方をイエス・キリストによって清められ、神の光の中を歩むという使命が与えられています。私達人間は与えられている命を喜びとし、感謝し、歓喜に溢れて生きることが神様によって期待されています。私たちは自己中心的な古い生き方から、神の愛に根ざした生き方にイエス・キリストによって変えられることが出来ます。
「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」。これが神様から与えられている、人間の生きる目的です。
「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。」(コリントU5:17)。
 
イエス・キリストと共に新しい生き方を共に歩んでまいりましょう。